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講談 古典怪異譚 四 旭堂南湖
佐賀怪猫伝「その一 半面まだらの黒猫」(25分)
猫が出てくる講談はたくさんあります。一説には百種類もございまして、「百猫伝」なんてことを申します。今回は「佐賀猫騒動」の方を申し上げます。
タイトルはいろんな言い方があります。「佐賀猫騒動」「鍋島猫騒動」「佐賀の夜桜」「佐賀怪猫伝」。タイトルは違いますが、どれも同じ物語です。
肥前国佐賀藩、鍋島家で巻き起こった化け猫の物語。
「その二 生首の碁盤」(18分)
葬式の帰りに、黒猫を助けた。爪の先まで真っ黒という珍しい猫。
ただ、顔の半面はまるで碁石のように白黒がまらだになっている。
この猫にコマという名前を付けた。さて、話は変わって道具屋十助。こいつは湯灌場買いだ。 若い娘が亡くなると、親御さんはいい着物を着せ、何もかも飾り付けて葬る。ところがどういう訳か、夜な夜な碁盤の上に生首が現れるという。
さあ、どうなる。
「その三 高井検校の死」29分)
生首が乗った忌まわしい碁盤。月日が流れ、所有者が変わり、ついには鍋島丹後守の手に渡った。
この碁盤で碁を打つと、鍋島丹後守が夢心地で相手を斬ろうとする。家来の者は碁のお相手をするのが嫌だ。命がいくらあっても足りません。
すると、鍋島の客分で千石を頂戴している盲人の高井検校。非常に碁が強い。
丹後守がこのことを聞いて、碁の相手を申しつけた。さあ、どうなる。
「その四 血を吸う猫」(25分)
以前、二つの生首が乗った碁盤。今夜また生首が乗った。
生首は白い眼をむいて鍋島丹後守を睨んだ。近習頭の小森半左衛門は近習の者に口止めをした。丁度、城内で梅の御殿の普請をしている。
竜造寺の家では高井検校の帰りが遅いので、心配をしている。高井検校が殺されたと知った母親は猫となって鍋島家へ祟ること決意する。
さあ、どうなる。
「その五 夜桜の怪猫」(31分)
さて、舞台は江戸へ移ります。三月の半ば、鍋島家の御殿の庭先に綺麗に咲く桜。
その美しさは格別でありました。夜になるとぼんぼりに明かりをつけ酒宴を始められた。桜は満開、空には満天の星空。春の静かな夜のこと。
そこから急に吹き出した怪しい風。このために今まで光り輝いていたぼんぼりも座敷の中の蝋燭も、明かりという明かりがパッと消えてしまいました。
すると、杉の古木の中ほどに一匹の妖怪。その両眼はあたかも満月を並べたるが如く。
異様な光を放ち、舌は真っ赤、口より炎を吐き出さんばかりの物凄さ。
さあ、どうなる。
商品コード : ISBN-88800 |
価格 : 2,200円(税込) |
ポイント : 110 |
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22pt |
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